VMwareFusionからParallelsDesktop9乗換MacでWindows8.1

2,309views/投稿 2014-04-09/更新 2019-04-30

私はMacのVMware Fusion4でWindowsXPを使っていました。XPサポートが2014年4月9日で終了なので、Windows環境をアップデートする必要に迫られました。メインOSはMacで補助的にWindowsを使っている状況です。

今回のXPサポート終了で発生した障壁

  • VMware Fusion4はWindows8.1非対応
  • VMware Fusion6ではなくParallels Desktop 9購入
  • Windows8.1を購入

なぜParallels Desktop 9?

ParallelsDesktop9でのWindows8.1インストールや不具合などは後日インストールしたらまたレポートするとして、なぜParallels Desktop 9にしたのかと言えば単純にベンチマーク速度が速い評判が多かったからです。以前にParallels Desktopを使っていたこともあるので安心はしてますし、気分転換にVMware Fusionから乗り換えてみることにしました。VMware Fusion6はパッケージ版の販売もないですし、何か勢い的なものを感じないのも要因です。

なぜWindows8.1なのか?

Windows7-Home-Premium-SP1ハDSP

Windows7は販売終了しているし、OSを中古で買うのは気が引けるし、DSP版も売り切れが多くDSP版だと正規版よりも価格は安いけど昔Macのエミュレーションソフト(Parallels Desktop初期の頃)でインストール出来なかった失敗記憶もあるしでDSP版は検討対象外でした。またBoot CampだとWindows7は64bitでParallelsなら32bitも使えるなどのややこしさも8.1ではありません。Windows8.1は64bitと32bit両方ディスクが入っています。

ヨドバシカメラ店頭でWindows7 Home Premium SP1 DSP版パッケージを売っていましたが、32bit版64bit版共にお取寄せ要するに売切れでした。Professional以上は在庫ありました。皆さんやはりWindows7には安さを求めてます。

WEBデザインでのIEチェックも、そろそろIE8損切り時期だと思うしでWindows7ではなくWindows8.1にしました。

ワクワク感の無い企業は淘汰される

普通は何か買ったら嬉しいはずですが、今回の消費行動はそれが全くありません。Windows8.1でやってみたい事など特に何も無い…必要に駆られてです。

Windows81ParallelsDesktop9

  • Parallels Desktop 9出費(7,300円)
  • Windows8.1出費(13,160円)
  • 計20,460円

このダブルパンチの出費が待っていた訳です。こうやってWindowsは利益を創出するんですね期限が切れます、もうサポートしません、.docの拡張子を.docxにして旧Officeでは開けないようにしてアップデートを余儀なくさせソフトウェア購入で商売をする(しかもそれを後でOffice2013でも開けるように自らパッチしてましたが…)。。。ハッキリいってビジネスモデルが古臭い。誰も望んじゃいない。線引をする戦略は逆にお客を逃すタイミングを自ら作ってるようにしか見えない。

Google、Amazon、Apple、Facebookが4強だって言われてましたよね数年前の話ですが、そうですMicrosoftなんて消えるって事です。Windowsを馬鹿にするなって声が聞こえてきそうですが、もちろん優秀でプロユースでは残ります。3Dのネットワークレンダリングやビッグデータ統計解析、クラウドデータベースなどプロの機材では使えるOSとして残りますが、もうChromeOSで十分ってなってしまうことでしょう。

タイミングとしては弥生会計Chrome OS版みたいなのが出た頃には市場に結果が出ているはずです。一般人や消費者にはMicrosoftってあのマウスの会社でしょ?ロジクールと迷うんだよね…みたいになるのではないでしょうか。

今までWindows PCだったような経営者の方も続々とMacBook Air使ってますし、年配のIT音痴な人もWindowsノートでブラウザはChromeみたいな人も最近見かけました。WindowsでChrome使ってる?さらにメールはGmail?スプレッドシート?ということはChrome OSで十分って事にどうしてもなっていくでしょう。ただAndroidとChrome OSが何かiOSとMacOSみたいに境界線が曖昧な段階ではある感じがどうなるかですけども。

今後は意思と合致する戦略が不可欠と言えるでしょう。サポート終了するからWindows8買えとか人間の情動に反する感じの印象を受ける企業はキツイんじゃないでしょうか。Apple製品のような所有欲とか以前に、買いたいと思って買うみたいな認識がないとマズイ。それでいて必要最低限の事は出来て当たり前が前提としてあるように設計されているとなれば、他が不要になるのです。Coolな製品やサービスとかじゃなくて「誰も望んで無い」事をしてもどうかなって話です。

8.1の通常版 8.1のDSP版

[追記]2014-04-16
そうこう言っている間に、MicrosoftからChromeアプリOfficeOnlineが無料リリースされました。無料でダウンロードできて使えます。Microsoft Office for iPadなどいろいろと何とか喰らいつく戦略とみるか、はたまた自滅に終わるか、ChromeOSによりMS王座転落か。

そして、OfficeOnlineは現状Windows8.1には非対応。現時点では無料でアプリが提供されているのにも関わらず、本家のWindows最新OSで使えない。これは激しくダサい。

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