Dreamweaverを速くするサイトキャッシュとフリーズ対策

24,864views/投稿 2015-10-05/更新 2016-08-10

Dreamweaverが遅い場合に確認しておきたい項目を2つまとめておきます。

  1. サイトキャッシュの削除
  2. フリーズ対策(外部JavaScript対策)

1. サイトキャッシュの削除

起動時にサイトキャッシュを読み込んでいるらしく、サイト設定が膨大にある場合は削除すると多少起動が速くなります。過去の使わなくなったサイトキャッシュが残っていたり、サイト設定は残しておくもののほとんど開かない設定項目のキャッシュファイルは削除してしまいましょう。

Libraryフォルダは非表示なので、Finderの「移動」→「フォルダへ移動…」から、「~/Library」と入力して移動すれば隠しフォルダが表示されます。

SiteCacheフォルダ内にサイト設定ファイルのキャッシュがズラリと並んでいるので削除します。消しても問題ないですが、不安な場合は一旦別の場所に移動してからにしましょう。サイト設定自体ではないですし、そのサイトを開いた時に再度生成されるだけので全部捨てても大丈夫です。

2. フリーズ対策(外部JavaScript対策)

httpやhttpsが付くJavaScriptがある場合、参照先によってはファイルを開く時にものすごく遅かったりフリーズしたりします。これまたMacの場合はLibraryフォルダにあるPreferencesフォルダの「Adobe Dreamweaver CS6 Prefs」を開いて処理します。

「Adobe Dreamweaver CS6 Prefs」を開いて[REMOTE DOWNLOAD]のパートを探して「resolveremoteurltoipaddress=FALSE」と記述を追加して保存します。

dw-resolveremoteurltoipaddress

これでフリーズするぐらい遅いDreamweaverの外部JavaScript記述のあるファイル問題の対策ができました。

《番外》初期設定を削除する

また、ワークスペースのレイアウトがデフォルトに戻ったりするので、あまりおすすめできませんが公式ヘルプには初期設定をクリアにする方法も紹介されています。

この対策方法で重いDWが解決することもあるようですが、今まで使っていた好みの環境設定が全て初期状態になってしまいます。

DW CS6はEl Capitan無理、遅すぎ

残念ながらMacのDreamweaver CS6は、Yosemiteの時よりもEl Capitanの方がさらに若干遅くなった気がします。いや、無理です遅すぎて。

El CapitanでDW CC 2016も試しましたが、CCであれば速度は問題ない。だが、CS6の方が断然使いやすい。慣れの部分もあるけどEl Capitanのために無理してCCを使う気にはなれない。

[追記]巨大SQLファイルがローカルフォルダ内にあるとフリーズ

MySQLのバックアップデータで、1ファイルが膨大で複雑なファイル(◯◯◯.sql)がある場合に、DWがフリーズすることがあります。これはそのファイルに依存するのでソフト再起動やいろんな処置をしても必ずフリーズします。DWが解析できないんでしょうね、ローカルファイル一覧をする時に止まり強制終了しか手段はない状態になります。サイトフォルダから外して別の場所に保管するしかありません。また、軽めのSQLデータなら問題なかったりします。なぜ、DWがフリーズするのか突き止めるのにも大変でしたが見つけました。

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